
60cm水槽には、どのフィルターを合わせればいいの?
上部式ならデュアルクリーン600 DC-600とグランデ600 GR-600が60幅用で、デュアルクリーンフリー DC-4560は幅45~60cm水槽用です。まずは水槽幅に合う候補から整理しましょう。
この記事では、候補と選定項目を押さえてから、使い方と注意点を見ていきます。
- 水槽幅に合わせて整理できる上部式フィルターの候補
- 外部式フィルターの置き場所とセット水槽寸法の区別
- 適合表記を目安として読み、飼育内容や管理条件を考える視点
- 音、呼び水、ろ材の手入れ、水濡れまで含めた運用上の要点
60cm水槽の候補と選定材料
- 60cm水槽用の上部式フィルター候補
- 外部式フィルターの候補とセット水槽の寸法
- 適合水槽の目安と60cm水槽の確認項目
- 水草と魚の種類に合わせたタイプ選び
60cm水槽用の上部式フィルター候補


デュアルクリーン600 DC-600とグランデ600 GR-600は60幅用で、デュアルクリーンフリー DC-4560は幅45~60cm水槽用です。いずれも上部式フィルターの候補として整理できます。
デュアルクリーン600 DC-600は幅60cm水槽用上部式フィルターです。この適合表記を、候補を整理する基準にします。
グランデ600 GR-600は幅60水槽用上部式フィルターです。他と比べるときは、水槽幅の表記をそろえてから候補を並べます。
デュアルクリーンフリー DC-4560は幅45~60cm水槽用のスライド式上部式フィルターです。候補を並べる前に、対象幅と方式を整理する材料になります。
各候補は、水槽幅の表記と方式を分けて考えましょう。
私なら、各候補の対象幅を先に並べ、次にスライド式かを見て決めます。
外部式フィルターの候補とセット水槽の寸法


外部式の候補にはテトラ スクエアパワーフィルターSPX-75があり、テトラ SPXフィルターセット 60の水槽サイズはW60×D30×H36㎝です。フィルターの種類とセット水槽の寸法を分けて捉えましょう。
テトラ スクエアパワーフィルターSPX-75は、ろ過力にこだわった外部式フィルターとしてセットされています。候補を比べるときは、セットでの位置づけを観点にします。
テトラ SPXフィルターセット 60の水槽サイズはW60×D30×H36㎝です。この値はセット水槽の寸法として扱います。
外部式フィルターは、水槽の外にろ過システムを設置するタイプのろ過フィルターです。「外部式」は、この構造を表す分類として読み取ります。
- SPX-75が外部式フィルターとしてセットされていること
- W60×D30×H36㎝がセット水槽の寸法であること
- 外部式が水槽の外にろ過システムを設置するタイプであること
適合水槽の目安と60cm水槽の確認項目


適合水槽は実際の使用環境を想定した目安として読み、60cm水槽では、ろ過能力、ろ材の容量、水流の強さ、静音性などのバランスを確認します。
適合水槽は、実際の使用環境を想定した目安です。この表記は、水槽に合わせて候補を考えるときの判断材料にします。
60cm水槽では、ろ過能力、ろ材の容量、水流の強さ、静音性などのバランスが重要だという声があります。他と比べるときは、これらの要素をそろえてから見比べます。
これらの要素によって、最適なフィルターは、水槽のサイズ、飼育する魚の種類、水草の有無、管理に割ける時間と手間、予算で変わります。選ぶ前に、これらの要素を整理します。
15㎝水槽から~30㎝水槽 と記載がある場合、そのフィルターは60㎝水槽に取り付けても、ろ過能力が弱いためそのサイズには適していません。取り付けられることと適していることは、分けて受け取ります。
取り付けられればそのサイズに適していると受け取ってしまいがちですが、正しくは、取り付けられることと適していることは別だという読み方です。
水草と魚の種類に合わせたタイプ選び


水草水槽を作るなら外部フィルター、金魚や大型の川魚ならメンテナンスが楽な上部フィルターが候補です。排水パーツの向きは、水面への作用を考える材料になります。
水草水槽を作るなら外部フィルター、金魚や大型の川魚ならメンテナンスが楽な上部フィルターが候補です。飼育内容を先に決め、方式を選びます。
排水パーツを上向きにすることで、水面の油膜除去や水面からの酸素の取り込みが活発になります。水面への作用を重視するときは、この設定を選択の分岐にします。
飼育内容と水面への作用を別々に考えると、候補と設定を整理しやすくなります。
使い方、手入れ、設置時の注意
- 吸水口側のゴミ詰まり対策
- 運転音が出る条件と掃除する箇所
- スポンジとマットの手入れ、水濡れの注意
- メンテナンス後の呼び水と最大高低差
- 限定仕様と外掛け式ろ過槽の確認点
吸水口側のゴミ詰まり対策
吸水口側は水中のゴミをこし取り、フィルター本体のゴミ詰まりを防ぎます。スポンジフィルターの効果は、吸水ケース内部にセットする種類によって異なります。
吸水口側は、水中のゴミをこし取り、フィルター本体のゴミ詰まりを防ぎます。
スポンジフィルターは、吸水ケース内部にセットする種類により効果が異なります。種類を選ぶ場面では、効果が同じだという前提を置かずに比べます。
ゴミをこし取る役割と、種類による効果の違いを分けて考えましょう。
私なら、まず吸水口側の役割を見て、次に吸水ケース内部へセットする種類ごとの効果を当てはめます。
運転音が出る条件と掃除する箇所
水槽立ち上げ時やメンテナンス後等、新しいろ材をセットした際は、含まれた空気が吐出口へ流れ込むと音が出る場合があります。インペラー周辺は、ゴミや水垢、ヌメリが絡まっていないか確認します。
水槽立ち上げ時やメンテナンス後等、新しいろ材をセットした際、新しいろ材は空気を含みやすく、その空気が吐出口に流れ込むと音が出る場合があります。音が出た場面では、この条件に当てはまるかを先に見て、恒常的な騒音の話へ広げません。
インペラー周辺は、ゴミや水垢、ヌメリが絡まっていないか確認します。
この箇所で確認する対象は、ゴミや水垢、ヌメリです。
この箇所は、流水で洗いながら綿棒やブラシを用いて掃除できます。この箇所は、流水で洗いながら綿棒やブラシを用いて掃除できます。
- 新しいろ材に含まれた空気が吐出口へ流れる条件
- インペラー周辺のゴミ、水垢、ヌメリ
- 流水と綿棒やブラシを使う掃除方法
スポンジとマットの手入れ、水濡れの注意
ストレーナースポンジは定期的に洗浄または交換し、マットは飼育水やカルキ抜きした水の中で洗うか、新しいものに交換します。グランデシリーズのポンプ本体部は水濡れ厳禁です。
ストレーナースポンジは、定期的に洗浄または交換します。
定期的な洗浄または交換の対象は、ストレーナースポンジです。
マットは、飼育水やカルキ抜きした水の中で洗うか、新しいマットに交換します。
水換えやお手入れの際、グランデシリーズのポンプ本体部は水濡れ厳禁で、水濡れを避ける必要があります。この注意はグランデシリーズのポンプ本体部に当てはめ、他シリーズまで同じ扱いに広げません。
水換えやお手入れでは、グランデシリーズのポンプ本体部を水濡れから守ります。
マットはどの水でも洗えると受け取ってしまいがちですが、飼育水やカルキ抜きした水の中で洗うか、新しいマットに交換するのが正しい読み方です。
メンテナンス後の呼び水と最大高低差
ダブルタップは、本体のメンテナンス後に接続し直し、吸水→排水の順番でコックを開きます。エーハイム クラシック2213は、水面との高低差が最大150㎝までです。
ダブルタップは、本体のメンテナンス後に接続し直し、吸水→排水の順番でコックを開くと自動的に呼び水が開始されます。吸水パイプ内に空気が入っていたり、本体内に水が入っていたりした場合は途中で止まる可能性があり、吸水パイプを水槽から外した場合は呼び水作業が必要です。
エーハイム クラシック2213は、水面との高低差が最大150㎝までです。この値は設置条件の上限として持っておくと、機種を越えて広げずに判断できます。
再始動の順番と、設置時の最大高低差をそれぞれ確かめましょう。
限定仕様と外掛け式ろ過槽の確認点
クラシックシリーズには透明なフィルターケースを採用した数量限定販売品があり、粗目フィルターパッドの内容量は22132枚です。外部式は各種のページで仕様を確認し、外掛け式フィルターのろ過槽はろ材を7割程度にとどめます。
クラシックシリーズには、ろ材の様子がよく見えるクリアカラー(透明)のフィルターケースを採用した数量限定販売品があります。通常品の仕様や販売状況まで当てはまる話ではないため、限定仕様として切り分けます。
粗目フィルターパッドの内容量は、22132枚です。この値は2213の内容量として使い、交換用数量とは分けて考えます。
外部式フィルターのセット内容、消費電力、流量、最大揚程などの製品仕様は、各種のページで確認します。機種を比べるときは、同じ仕様項目をそろえてから見ます。
外掛け式フィルターのろ過槽は、ろ材を入れすぎると目詰まりの原因となるため、7割程度にとどめます。この値は外掛け式フィルターのろ過槽に使い、全フィルターの基準には広げません。
- クリアカラー(透明)のフィルターケースを採用した数量限定販売品であること
- 粗目フィルターパッドは2213のみ2枚であること
- セット内容、消費電力、流量、最大揚程などは各種のページで扱うこと
- 外掛け式フィルターのろ過槽はろ材を7割程度にとどめること
よくある質問
- 外部式フィルターは水槽のどこに設置する?
-
水槽の外にろ過システムを置きます。外部式とは、その配置を採るろ過フィルターです。
- 新しいろ材を入れた後の音は何が原因?
-
新しいろ材が含んだ空気が吐出口へ流れ込むことが原因になり得ます。水槽立ち上げ時やメンテナンス後等、新しいろ材をセットした際に起こる場合があります。
- 適合水槽の表記は保証値として見てよい?
-
保証値ではなく、実際の使用環境を想定した目安として読みます。15㎝水槽から~30㎝水槽と記載されたフィルターは、60㎝水槽に取り付けても、そのサイズには適していません。
- 古い型番は公式情報から確認できる?
-
エーハイム_クラシック_2213には、よくある質問があります。クラシックシリーズの数量限定販売品や、各種のページにあるセット内容、消費電力、流量、最大揚程などの製品仕様を分けて確認します。
60 センチ 水槽 フィルター選びのまとめ
この記事のまとめです。
- 上部式は、各機種に記された対象幅から候補を整理
- 外部式は、方式とセット水槽の大きさを別の情報として把握
- 適合表記に偏らず、性能項目や飼育・管理の条件も含めた選定
- 水草や魚の種類で方式を考え、排水の向きで水面への作用を調整
- 吸水口側の役割と、スポンジの種類による効果の違いを区別
- 新しいろ材の空気と掃除対象を分けた運転音への対応
- スポンジとマットの手入れに加え、ポンプ本体部の水濡れを回避
- 呼び水の手順と最大150㎝の高低差を切り分けた設置判断
- 限定仕様や内容量を対象ごとに読み、外掛け式のろ材量は7割程度
最初に、あなたの水槽幅と候補の適合表記を照らし合わせてください。そのうえで飼育内容、管理の手間、設置条件、手入れの順に整理すると、必要な判断が見えやすくなります。




